数年前から海外居住の扶養家族の認定が厳しくなっていた話

2020年6月4日(木)

ついに、昨日一日ブログに穴をあけてしまいましたがまた復活です。

今日は海外在住の扶養家族の認定について。

日本国内で働いている外国人が、海外に在住している家族や親族を扶養にしているケースは多いのですが、この制度を悪用して、いろんな家族やら親族やらを不要にして控除額を増額して税逃れを疑われるケースが多かったため、2016年からはその国外の扶養対象の家族や親族に関する「親族関係書類」や「送金関係書類」を提示しなければならないことになっていたそう。
(恥ずかしながらこの厳格化のルールに関してはいままで知りませんでした、、、)

在日外国人数は2019年現在で282万人、ここ数年でさらに加速的に伸びていてるので、いろんな方もいるわけで性善説的な対応は、正直者がバカを見てしまい、不公平感を増すだけ、ってことですね。

海外でいうとフィリピンの方が一番海外送金利用者が多いと聞いたことあるんですが、アメリカとかシンガポールとか、フィリピン系の方が多く在住する国って、海外在住の親族向けの扶養控除とかどうやって対応しているんだろう?

厳格すぎても人道的にどうなの?という話になりそうだし、甘すぎると今度は税金の回収ができなくなってしまうし、むずかしいところです。

海外送金

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