外国人の入国制限の解除はいつになりそうか?(2021年8月現在)
2021年8月21日(土)
2021年8月21日現在、一部の国・地域や特段の事情が認められる場合以外、いわゆる中長期滞在の在留資格を持つ外国人の方の新規入国は難しい状況です。
なんでオリンピック選手は入国できるのに、私の家族は、うちの新入社員は入国できないの?という疑問を持たれている方も多くいらっしゃると思います。
いったいいつまで待つんだ?という質問も多く頂きます。こればかりは国の判断を待つしかないのですが、2021年7月末にJATA(一般社団法人日本旅行業協会)が、海外旅行再開に向けたロードマップを発表し、話題になっています。
国際往来の再開はいつから?
あくまでもJATA作成のロードマップで、国の正式な見解ではないのですが、2021年9月~12月にかけて入国者数上限人数制限の見直しを経て、2021年12月以降、デジタルヘルスパスポートの運用が始まり、段階的に国際往来の再開が始まる、というシナリオです。
つまり、国際往来の再開は早くても2021年12月以降、というのがJATAさんの見解のようです。
デジタルヘルスパスポートとは?
デジタル・ヘルス・パスポートとは、アプリまたはオンラインの証明書で、新型コロナウイルスなどに感染していない健康体であることを証明するものです。
航空会社のスタッフや国境管理の係官がこれをチェックし、問題なければ飛行機への搭乗や入国が許可されるという仕組みで、人の往来に伴うパンデミックの抑制効果が期待されています。
2020年3月頃から約1年半近く、国境を越えた往来が原則禁じられている状況です。
2021年11月には全国民の80%のワクチン接種が終了する予定ですので、2021年12月頃からワクチンパスポートを導入の上、段階的に人の往来を解除するというJATAの見立ては、間違ってないのかなと個人的には思っています。
外務省や法務省から最新のアナウンスがありましたら、またこのブログで共有させて頂きたいと思います。