在留資格申請時の写真、ここがポイント!
2021年6月25日(金)
在留資格の申請において、毎回必要となるのが証明写真。証明写真を用意する上で、注意すべきポイントをまとめてみました。
タテ4cm、ヨコ3cmの写真が1枚、必要です。
この写真を申請書に張り付ける必要があります。
証明写真はどこで取る?
一番ポピュラーな場所は、どこにでもあるスピード写真のブースです。みなさんの住んでいる街にもいくつかあると思います。
最近だと、自分で取った写真をデータ化して、コンビニでサイズを指定してプリントアウトされる方も増えてきました。
また、ちょっとこだわりがある方であれば、街の写真屋さんなどにお願いする方もいらっしゃいます。
顔の位置
写真内に顔が収まっていれば特に問題ありませんが、
一応法務省のウェブサイトには、以下のような参考サイズの記載がございます。
多少ずれていても、問題になりませんが、この見本に近い形での撮影を心がけたほうがよいかと思います。
参照: 法務省ウェブサイト 提出写真の規格
証明写真の提出自体は難しいことはないのですが、これまで入管で再提出を指導された例をいくつか紹介します。
以前提出したことのある写真の再利用はダメ!
写真を用意するのが面倒くさく、以前撮った写真を再利用される方、少なからずいらっしゃいますが、NGなのでお気を付けください。
提出の日前3か月以内に撮影されたもの、という条件があるため、以前の在留資格申請時に使用している写真と同じであると判断された場合、再提出を求めらます。
忙しくてもスピード写真なら10分程度で終わりますので、必ず新しい写真を撮影するようにしてください。
アプリでの加工はダメ!
写真加工のアプリは若い世代で人気ですが、入管の提出写真もアプリで加工される方はいらっしゃいます。
入管の職員の方は毎日多くの提出写真を確認していますので、加工写真はすぐに気が付き、再提出となりますので、加工なしの普通の写真をご用意ください。
大きいアクセサリーはダメ!
最近では、ワイヤレスイヤホンをしたまま証明写真を提出し、再提出を求められた方もいらっしゃいました。大きいアクセサリーなども再提出の要因になります。
証明写真の概念が、日本と海外では異なることもあるのですが、二度手間を省くためには、できる限りシンプルな形での写真がよろしいかと思います。
全体のバランスに注意!
上記の参考サイズの規格から外れ、写真における顔のサイズが小さかったりすると、再提出を求められることがあります。
(特に自分のカメラで撮影された方、注意が必要です!)
証明写真ブースで取れば、顔のサイズも規格内に収まるはずですので、心配な方は、証明写真ブースでの撮影をお薦めします。
写真の再提出を求められたら?
申請書など提出時に写真に問題があり再提出が求められた場合でも、東京入管などにはスピード写真のブースがあります。
在留資格の更新や変更で、ご本人が申請して何か問題がおきたときは、そこで取り直しもできます。