2022年3月19日現在、ERFSシステムを使った「受付済証」取得までの流れ
2022年3月19日(土)
前回の記事でもかかせていただきましたが、2022年3月1日からの新しいルールとして、日本国内に所在する受入責任者(入国者を雇用又は事業・興行のために招へいする企業・団体等)が、厚生労働省の入国者健康確認システム(ERFS)における所定の申請を完了した場合、商用・就労等の目的の短期間の滞在(3月以下)又は長期間の滞在の新規入国が原則として認められるようになりました。
このルールでは、会社に雇用される方だけではなく、その社員に帯同する家族に関しても、受け入れ責任者が認めるのであれば、新規入国が認められます。
また、留学生の場合は、学校側が受入責任者となれば、入国が認められます。
2022年3月19日事前での運用では、現地大使館・領事館で入国のための査証(ビザ)申請をする際に、通常の提出書類と別途、ERFSシステムの所定の申請が完了したことを示す「受付済証」の提出が求められることになります。
受付済証の取得までに行うことは、大きく分けて2つあり、<1>システムへの登録、そして<2>入国者の情報登録、というシンプルな流れで、あまり時間はかかりません。
まずは、外国人新規入国オンライン申請のためのログインID申請サイト「ERFS」にアクセスして、ログインするための事前登録を行います。
2022年3月19日現在、法人でも個人事業主でも、事前登録は可能です。受け入れ責任者名、受け入れ責任者担当者メールアドレス、など必要とされる項目に情報を入れていくだけなので、カンタンに登録できます。
フリーアドレスもOKになりました!
2022年3月初旬まではフリーメールアドレス(〇〇@gmail.comとか●●@yahoo.co.jpなど)では登録ができなかったのですが、2022年3月19日現在、運用は変わり、条件付きでフリーのメールアドレスでも登録ができるようになりました。
個人事業主の場合
フリーのメールアドレスでも会社名の入ったドメインによるメールアドレスでも、どちらでも登録可能です。
事前登録の申請からログイン可能になるまでの時間は?
事前登録の申請完了後、メールが届きログインできるようになるまでは1~2営業日程度かかるようです。
入国者健康確認センターからメールが届きましたら、メールの内容の指示に従い、ERFSシステムにログインしてください。
申請者の情報を登録するには?
左のメニューの中から、入国事前申請登録をクリックします。
あとは、必要事項を入力していくだけです。
スペルミスや、誤入力などに気を付けて、申請までに再度ご確認ください。
申請が完了すると、
というテキストが画面に出てきます。
ちなみに、受付済証は、メールで送られるわけではないので、ご注意ください!
10分後にこのERFSのシステム上でダウンロードが可能です。
ダウンロード方法はこちらに詳しく記載されていますので、ご確認ください。
指示に従い、受付済証をダウンロードできれば、終了です。
この受付済証を査証(ビザ)申請時に現地大使館、領事館に提出してください。
またご不明点ありましたら、お気軽にご相談ください!