2022年4月にフランスから短期滞在(商用)で来日した際の流れ

2022年5月7日(土)

2022年4月にフランスから商用で来日するために「短期滞在」のビザを取得した飲食店経営者の方のビザ取得サポートをさせて頂きました。

ここでは、来日するまでのビザ取得の流れに関してカンタンにご説明します。

まずは来日するにあたり、来日の目的やスケジュールをご本人と招聘する企業さんからヒアリング。

今回の招聘側はラーメン関連の企業さんで、申請されるフランス国籍の方はラーメン企業の経営者。自社で使う予定の製麺機の購入を検討しており、製麺機の展示会への参加や商談を希望しており、来日目的は短期滞在(商用)に該当。

日本の政府が認めるワクチンも3回接種済で、入国後の隔離も必要もなし。収入も十分にある方だったので、ビザの要件を満たしていると判断し、ビザ申請の準備をスタートしました。

2. 航空券とホテルの手配

今回はホテルと航空券を先に手配。

現在はコロナ前と異なり、様々な要因で入国できないケースも想定し、直前までキャンセル可能なホテルと航空券を手配してもらいました。

ホテルと航空券の手配は、ビザ申請時に求められないケースもあるようなので、先に手配するか後に手配するかはケースバイケースです。

3. ERFSへの登録

ERFSに登録し、2022年4月時点で商用の短期滞在ビザ取得に必要な、受付済証を取得。

ERFSへの登録方法はコチラの記事をご確認ください。

受付済証

4. 必要書類の準備

受付済証以外の短期滞在(商用)ビザの申請に必要な書類を準備。

受け入れ企業の身元保証書、申請理由書、申請人名簿、会社・団体概要説明書などを用意。

※短期滞在(商用)に必要な書類はコチラを参考にしてください。

なお、2022年5月7日現在、一部の査証免除国では、短期滞在(商用)の必要書類はさらに簡易化されていますので、
申請前に申請地の領事館や大使館にお問合せください。

キクチ行政書士事務所
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最新の必要書類に関しては、申請地の領事館や大使館にお問い合わせください!

5. 現地領事館/大使館への申請

必要書類が揃いましたら、現地領事館/大使館にビザの申請。

申請後、約1週間で査証(ビザ)許可がおり、無事に入国できました。

大使館および領事館

以上が2022年4月時点でのフランスで短期滞在(商用)ビザを取得した場合の来日までの流れです。

キクチ行政書士事務所
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