e-Taxで申告した書類に受付印がなくても、入管に提出できる?

2021年2月27日(土)

e-tax

受付印のないe-Taxで申告した書類

今日はe-Taxで申告した書類の提出について、です。

e-Taxの利用率は年々上昇し、2020年8月発表の国税庁のデータによると、
所得税申告の約60%、そして法人税申告の約90%がe-Tax経由で申告されているそうです。

入管に提出する書類の中でも、【日本人の配偶者等】【永住書の配偶者等】【家族滞在】などの身分系の在留資格申請において、扶養者の収入証明のひとつとして、確定申告に関する書類を提出したり、【技術・人文知識・国際業務】【技能】などの就労系の在留資格申請において、所属機関(会社)の納税状況を示す資料として、前年分の職員の給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表があったりします。

税務署に提出する資料の場合、書類ベースで直接提出すると受付印を押してもらえるので、受付印がある書類のコピーを入管に提出すればいいのですが、問題はe-Taxで申請した場合です。受付印が押してもらえない場合、その書類が税務署に申告した書類かどうかをどうやって証明するのか。

メッセージボックス内の受信通知のプリントアウトが必要

結論から言うと、e-Tax経由で申告した場合は、送信後にメッセージボックスに届く受信通知(受付表)をプリントアウトして税務関係の提出資料に添付して、入管に提出すれば大丈夫です。

受信通知(受付表)には、氏名(名称)や受付番号や受付日時などが記載してあります。

なお、受信通知(受付表)を提出しなくても、そのまま審査を進めてくれるケースもこれまであったのですが、追加資料の可能性を減らすためにも、念のため提出しておいたほうがベターかと思います。

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キクチ行政書士事務所
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