Youtubeの日本人向け英会話学習動画のレベルの高さに驚愕した話
2020年5月1日(金)
本日より5月に入りました。今日も心地よい五月晴れ、本来ならば行楽日和。気温も今年初めて25度を超える見込みだそうです。
さて、今日のお話は行政書士とyoutubeを通じた英語の勉強方法について。
入管業務を取り扱う行政書士の先生方は、やっぱり英語とか中国語とか外国語が話せるないといけないのか、というとそんな事はないようです。よくよく考えてみれば、日本で働くために就労ビザを申請する外国人の多くは日本語が話せますし、やりとりするのは企業の人事部や社長さん(日本人がほとんど)が多く、基本的に日本語でのコミュニケーションで通じます。
また日本人と結婚する外国人の配偶者ビザの場合、ご結婚される旦那様、もしくは奥様が日本人であるため、日本語で仕事は成立します。
英語を公用語としているグローバル企業や外資系企業などで採用が決まった外国人の就労ビザ、あとは自分自身は実務に関わらないが、日本で法人を立ち上げて経営者になる予定の方などの場合で、英語力が必要となるケースはあるかと思いますが、それでも数は多くありません。
ただ、それでも、人と人のコミュニケーションですので、お客様が理解できる言語でご説明できた方が、+アルファのサービスになる事が間違いないわけで、今後、僕のウェブサイト上でも「技術・人文知識・国際業務」「技能」「経営・管理」などの就労ビザに関する情報は順次英語でのページも作っていこうと思っています。
で、そろそろ本題に入ります。先日youtubeで英語学習動画を発見したのですが、無料であるにも関わらず、そのクオリティの高さにびっくりしました。
あー、これいいなと思ったのが何本かあったのですが、その中でまずはコチラ。
ニック式英会話、という学校?を運営されている、ニックさんという日本語がネイティブばりに上手な方のyoutube英会話チャンネルです。
日本人の発音の癖をよくわかっていて、日本人がなぜ上手く発音できないのか、なぜ聞き取れないのか、上手く説明してくれます。丁寧でストンと腹落ちする感じ。
ここ10年~20年ぐらいで、欧米系の在日外国人の日本語力って随分とレベルが上がったと思うのですが、こんな先生に学生時代に出会いたかった、と思いました。
次はIU-Connect 英会話のアーサーさんという方の動画です。
僕も含めて、外国人に対して「Do you know 〇〇?」ってよく使ってしまうのですが、これに対するネイティブスピーカー側の違和感の理由を論理的に説明してくれています。
日本人が学校で定型文として習うDo you knowと、ネイティブスピーカーがDo you know~と聞かれた時の質問内容に大きな乖離があるため発生する違和感なのですが、ではどうすれば違和感なく伝えることができるのか、パターンごとに例をあげてくれます。
最後は日本人、カズマさんという方のNetflixの活用を薦める英会話動画。TOEIC210点から875点まで上げた、いわゆる英語のできなかった純ジャパが努力して覚えた英語力のノウハウを教えてくれます。日本人の発音が抜け切れていない分、聞きやすく目標としやすい方だと思います。
このカズマさんも強調していますが、Netflixは一部を除いて日本語映画に英語字幕をつけて観ることも、海外の映画に英語字幕をつけて観る事もできます。
僕がベトナムで働いていた時代、ベトナム人の社員たちの多くもyoutubeでお金をかけずに英語力をビジネスレベルまで向上させていましたが、今は学校を通わずに自宅で英語を勉強できる時代だと痛感。
僕自身、学生時代にアメリカのコミュニティカレッジに半年だけ留学していたことがあったのですが、実務的な英語は日本、ジャマイカ、ベトナムと3か国での仕事を通じて覚え、とにかく相手に通じる事が第一で発音とか後回しだったこともあり、今からでも発音とか直せるものであれば直したいです、、、
中学時代そういえば英語の先生も日本式英語の実践者だったから、「gave」を「ガベ」って発音していたような、、、
僕も学生時代にこんな動画に出会いたかったです、、、