持続化給付金のオンライン申請をして、分かったことのまとめ

2020年5月2日(土)

今日も東京は快晴、まさに五月晴れ。一年間を通じて一番過ごしやすい時期ですね。

本日は持続化給付金の話。以前のブログでもお伝えしていましたが、行政書士と別途、個人で小さい訪日インバウンド関連事業を2019年からスタートしていたのですが、このコロナの影響で3月以降のお客様はすべてキャンセルとなってしまい、売上はすべて吹っ飛ぶカタチになってしまいました。

そんな中、この5月1日よりオンラインでの申請の受付がスタートしたのが、「持続化給付金」です。感染症拡大、営業自粛等により大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支えるための給付金で、分かりやすく説明すると、昨年の売上対比で売上が50%以上落ち込んでいる中小企業には最大200万、個人事業主には最大100万円が支給されます。

売上対比の50%とは、2020年に入ってから、ひと月でも売上が50%以下になっているようであれば該当します。2019年に創業したばかりで最初の決算を迎える前であっても、2019年と2020年に入ってからの比較で売上が50%以上減少していれば、特例が認められることになったため、僕も本日申請してみました。

申請して分かった事をいくつかまとめてみます。

持続化給付金

中小企業庁 令和2年度補正 持続化給付金事務事業ウェブサイトより

1. オンライン申請自体はシンプルでカンタン

行政の申請って面倒だと思う方多いかもしれませんが、緊急事態という事もあるのか、ウェブサイトもシンプルで分かりやすいです。

・2019年の売上を証明する確定申告の書類
・2020年の対象月の売上を証明する書類 (売上台帳などでOK)
・銀行の通帳の表面のコピーと2-3ページ目のコピー
・本人確認書類(個人事業者の場合のみ)

基本的に必要な書類はこれだけです。僕の場合、2019年創業の特例に該当するため、確定申告の書類の代わりに2019年の売上台帳等を提出しました。

2. ウェブサイトにアクセスしにくい?

5月1日の申請スタート時点では、多くの人がアクセスしたからなのか、つながりにくかったのですが、5月2日午前の段階では解消されたようです。

3. 申し込み画面の多言語対応はなし

5月2日午前の時点で、申し込み画面は日本語のみ。外国語対応まで手がまわらないだろうから、外国人もこの画面で申請せざるをえないと思うのですが、日本語理解できない場合は、誰かのサポート借りないと難しそうです。

4. 振込先口座名の半角と全角に注意

銀行の口座名義入力画面で、「半角カナ」の指定がされているのですが、これ、「半角カナ」に変換するとなぜか入力されません。普通に全角で記入すると大丈夫です。

すでに申し込まれた方のTwitterやブログなどで指摘されていますが、これはウェブサイト上のバグだと思われます。5月2日午前の時点ではまだ直っていませんが、そのうち修正されることと思います。

そのほか、細かくみると、イレギュラーなケースに対応していない、説明が足りないため分かりにくい、という箇所は見受けられますが、突貫で作ったであろうと思われますので、仕方ないかなと。他の分かりにくい行政のオンライン申請と比べれば、ユーザーフレンドリーであること間違いないです。

問い合わせしようにも電話もほぼつながらないため、申請額さえ間違いなければ、いったん仮の書類でも提出してしまい、後日指摘があれば追加資料を出すカタチでもよいのかと思います。

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