10万円特別定額給付金の本人確認書類は「在留カード」で大丈夫です
2020年5月19日(月)
昨晩からの激しい雨が、ようやく小降りになり明るくなってきました。午後には雨も上がるようです。
さて、本日は10万円の特別定額給付金について。まだ僕の住んでいる東京では、申請書類が手元に届かないのですが、東京以外で手元に届いた、という方のSNSをチラホラ見かけるようになりました。
で、書類を受け取った外国人数人から、また問い合わせが。やっぱり書き方が分からないのでヘルプが必要、とのこと。
緊急事態であるため、日本語が読めない書けない外国人にまで手を回せないのは仕方ないので、できる限り僕からアドバイスをしました。
海外の方から問い合わせがあった場合、下記の内容を伝えてあげて頂けるとよいかと思います。
1. 申請書類の書き方(英語)はGaijin Potの記事を参考に。
20年近く英字オンラインメディアの古参として在日English Speakerに寄り添ってきたGaijin Pot、非常に便利な記事、ありがたい限りです。
中国語、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語などはそれぞれの在日コミュニティ向けのFacebookグループページなどで、サポートしているようです。
2. 本人確認書類は「在留カード」で大丈夫。
本人確認書類の例として運転免許証、健康症、年金手帳の写しなどと書いてありましたが、「在留カード」の記載がなかったため、念のため役所に電話しました。「在留カード」で大丈夫です。
3. 申請書類の記載内容は英語でも大丈夫。
日本語のライティングが苦手な外国人の場合、世帯主とか市区町村の名前などは英語で構わないそうです。これも役所に電話で確認済です。
なお、持続化給付金に関しても在日外国人経営者から問い合わせを頂いたのですが、さすがに英語で申請方法の詳細を説明しているウェブサイトは見つかりませんでした。
在日外国人280万に対して、持続化給付金の対象となるような経営者(経営者ビザ保持者)は2.2万人程度なので、まあそうですよね、、、
経営者ビザ保持者の場合、本人が日本語できなくても法人化されていれば、税理士さん、個人事業主だとしてもまわりの日本人にサポートを求めることができますし、配偶者ビザで経営されている場合は、奥様や旦那様にサポートを求めながら必要事項を記入していくのがベストかと思います。