今日の1曲 Debarge “Stay With Me”

2020年5月25日(月)

20代の頃までは直感でこの人面白そうだな、って思った人には「どんな音楽聴いてます?」って、よく尋ねていました。

お互いに知ってる音楽なら話のネタにもなって盛り上がるし、知らないジャンルの音楽でも、その音楽のよさとか、個人的な思い入れを聞くだけでも刺激になったものです。

30代を超えてからは早寝早起きになり、飲み歩く事も減ってきたから、外で音楽の話をする機会も減ってきて、家でひとりでCDやレコードを聴きながらお酒を飲むことが増えてきました。

ひさびさに聴いて、心が震えたというか、懐かしい感情が沸きあがってきたのがDebargeのStay With Meという曲。

シカゴのR&Bグループがリリースした80年代初頭のヒット曲だから、僕がタイムリーに聴いていたわけではないのですが、その後、今は亡きカリスマラッパー、Notorious B.I.G.のOne More Chanceのサンプリングネタとして90年代後半に使われたり、2002年にはAshantiのFoolishって曲のネタとしても使われて話題になっていました。

このあたりの曲からオリジナル曲にたどり着いたパターンの人、僕の世代でブラックミュージックが好きな人には多いのではないかと思います。
(たしか他にもたくさんサンプリングされているはず)

Stay With Meの曲調が、気怠い夏の夜の妖しさを醸し出しているようで、湿度の高い梅雨の時期になるといつも思い出してしまう曲のひとつです。
(昔、夏にこの曲をよく聴いていたからかもしれない)

ちょっと湿度の上がってきた梅雨の入りのような気候の東京の夜に、おススメの一曲です。

Debarge Stay With Me

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