2020年4月に日本に入国できた外国人はどんな人たちか、考えてみた話
2020年5月21日(木)
ここ数日、東京は梅雨みたいな天気。気温も3月下旬並みで、明け方は毛布1枚では寒いぐらい。本格的な梅雨が前のめりで来てしまったよう。
さて、今日は、現在の外国人の入国状況について。
日本政府観光局(JNTO)が5月20日に発表した2020年4月の訪日外国人数は、前年同月比99.9%減の2,900人。まだ2,900人が入国できている事に驚きがあるのですが、今も入国できる人ってどんな人なんだろう?
まず、訪日外国人の定義として、
ようは外国人永住者は、含まないが、3に該当するトランジットで入国した外国人は含みますよ、ということです。
実際はトランジットでちょっと入国することも制限がかかっているだろうから、
この2,900人のほとんどは、外国人正規入国者だろうと考えられます。
日本上陸の申請日前14日以内にほとんどの国・地域における滞在歴がある外国人は入国拒否されるので、外国人の入国は相当難しいはず。
可能性があるとすれば、入国拒否をされていない国で14日以上滞在し、その後、入国するためのビザを取得の上(現在、査証免除の効力が停止されているため)、日本行きのフライトを取得し、入国というパターン。
例えば、入国拒否がされていないカンボジアで14日以上過ごし、カンボジアから、日本への直行便が今も飛んでいる第三国(ベトナムとか)に飛行機で移動し、あくまでも第三国にはトランジットで入国をしない形であれば、理論上は入国ができるはず。
(あくまでもウラ取りしていない机上の推論です)
実際に4月に日本に入国した2900人の内訳は、韓国、台湾、アメリカが300人、中国、ベトナムが200人、インドネシアが100人程度だったとのこと。
うーん、ここまで面倒な形でも入国する理由がある方々(仕事や家族の関係でどうしても日本に入国する必要がある)が2,900人いた、と考えるべきか、それとも、何か他のやり方があったのか、はたまた4月上旬の段階では入国できる国・地域がもう少しあったのか。
いろいろググっても出てこないのですが、この4月、5月に入国できた外国人の人に会ったらどういう形で入国できたのか聞いてみたいと思います。