あの「獺祭」が中国における家飲み需要を開拓しようとしている話
2020年5月12日(火)
今日も初夏の気温を通り越して、それなりに暑い1日になりそうです。結局今年の春は自粛で始まり、自粛で終わってしまったので、せめて夏の間には自由に外出できるようにならないものか、、、
さて、今日は、昨晩少しだけ目にしたNHKの逆転人生「緊急企画!新型コロナウイルス 逆転の秘策」のお話。
そのすっきりとした飲みやすさと「ワイングラス+日本酒」の華やかなブランディングで大成功した日本酒の勝ち組、獺祭が、レストラン需要が冷え切るこのご時世に、中国で獺祭の家飲みを根付かせようとしている、とのこと。
1000人規模のオンライン飲み会を中国で実施、みたいな所までしか見ていなかったのですが、なかなか面白い試み。
中国では自宅で日本酒を飲む習慣がなく、いまだに日本食レストランでの消費が中心であるため、家籠りのこの期間の間に日本酒の楽しさをしってもらおうじゃないか、ということですね。
日本酒の輸出って送料や税金も高く、お店で提供するとそれなりの価格になってしまうため、訪日した時に呑んでもらう戦略のほうがニーズがあるんじゃないかと思っていました。獺祭、僕も最初に飲んだ飲みやすさが忘れられなくて、人にも薦めやすいとは思うのですが、中国の富裕層だと割高感も気にしないぐらいニーズがあるのだろうか?
獺祭はシステマティックに大量生産している話も聞くし、大手酒造メーカーみたいに海外での生産に取り組んでいくのかな?ニューヨークにも酒蔵を作る、という話も聞いたのですが、もう稼働していたらすごい、、、